気ままな独り言 (2)

思いつくままに、気ままに書き留めるブログ by 団塊世代シニア  http://blog.goo.ne.jp/shikohra から引越して来ました(2015年5月)

2015年08月

ビール風味飲料

飲み物のトピック続きになりますが、最近その味を覚えて楽しんでいるもの、いわゆるノンアルコールビールについての報告です。ノンアルコールビールそのものは数年前からあったのですが、これまでは特に関心ありませんでしたが、今年になってアルコール分だけでなく、カロリーゼロ、糖質ゼロというものがビール大手各社から登場し、それが目に止まり、試してみたところ、結構いけると気に入っています。特に夕食前にジン・マティーニをいただいた後の食事の友として、アルコールは欲しないが水では寂しい、そんな時に最適です。

 

元来とりたててビール好きということはなかった私が、最近はワイン度合いが高まり、その分、ビールがより縁遠くなっていました。昨年、第三のビールにプリン体ゼロ+糖質ゼロという商品が揃ったので、しばらくはそれらを飲むことがあったのですが、それも、いつもの間にか我が家からは自然消滅。それが最近になって今度はカロリーもゼロというノンアルコールビールが登場、試しに飲んでみたら、これが結構いけるではないですか。ビール風味の苦味があり、カロリーも糖質もゼロというのは体重管理の面からも嬉しいことです。

 

今回も大手4社から同様なものが出揃ったので、全て試してみました。

ノンアルコールビール

サッポロだけがいわゆる特保なので価格が他社より高め、アサヒとキリンが機能表示食品、サントリーはどちらでもなし。正直、ビールドリンカーでない小生には違いが分かりませんでした。頻度は多くないでしょうが、今後買う時には、まあ特保と何もなしの中間をとってアサヒかキリンかな。それにしても、ビール風味を残しながら、アルコールゼロ、カロリーゼロ、糖質ゼロとは凄い。日本企業の工夫・努力には頭が下がります。

ハウスワイン – その3

昨年、お手頃価格で気に入ったハウスワインをブログで2回(Rosso PicenoBarbera D’Asti)報告しましたが、今年になってまた別のお気に入りワインが見つかりました。前の2回は共にイタリアワインでしたが、今回はチリワインです。

チリワインは元々お買い得と言われていましたが、フランスワインに比べて単にブランド料が安い以上の裏付けのあることを最近知りました。第一に四方を自然の壁で守られている(東はアンデス山脈、西は太平洋、北は砂漠、南は氷河)ため害虫に汚染されることがないこと、それと穏やかな気候が良質のブドウ栽培に適しているのだそうです。そのおかげで葡萄の歩留まりが良く低価格だとか。改めてチリワインを見直しました。

 

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これがそのワイン。コノスル社のヴァラエタルというベーシックシリーズもののシラーです。ネット通販だと送料込みで770円というお手頃価格でもって、十分にワインの美味しさのある納得もので、我が家のハウスワインのリストに加えました。

 

これを見つけたのは、日経のWine Styleという雑誌で、千円以下でのワインを特集したものから。7人のワイン専門家の評価でもって、ダントツの1位、騙されたと思ってと言うのは失礼ですが、仮に満足のいくものでなくてもこの安さなので、気楽に試してみました。

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それが、うん、美味しい、前のハウスワイン2種に比べて何ら遜色のないどころか、さらにベターな味わいを感じました(あくまで主観的なものですが)。強い特徴はありませんが味・香りともバランスよく、日常気楽にいただくワインとして格好です。毎日ではありませんが、一ヶ月に10本以上は飲むので、低価格が有難い。ただ、スクリューキャップなのでミエハル君的にはお客様には出しにくいですが(笑)、自家用としては十分過ぎるものに出会ったと大いに満足しています。

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因みに、同じシリーズのカベルネ・ソーヴィニヨンが3位なのですが、こちらもカベルネらしさの特徴を備えたグッドワインで、先日はシラーとカベルネを3本ずつ購入しました。お手頃価格で満足のいくワインに出会うことは、ワイン飲みにとって本当に有難く、嬉しいことです (^-^)。

車内で気づいた己の"偏見“

今では当たり前に見かける電車内でのスマホ、これはネットから借用の写真ですが、まあ大体こんなもんで特に驚きもなくなりました。

車内スマホ

ですが、昨日は1列7人が座っている中で6人がスマホ族でしたが、残りの一人が文庫本を読んでいました。

車内読書

これもネットからの借用で、私が見たのは女性ではなく、20才前後の若い男性でしたが。

 

ここからが私の“偏見”です。

車内でのスマホも、読書も、それだけを見れば特に印象もないのですが、スマホ6人対読書1人の構図を眺めると、いつになく読書中の若者が非常に賢く見えてしまったのです。印刷本がインテリで、スマホはXXなどとステレオタイプ化するつもりはありませんが、この時ばかりは、ついつい、読書する若者を好ましく思えてしまいました。

 

その時、私は?

向かい側に座っていたのですが、乗車区間が短いので本は開かず、ぼんやり眺めていました(苦笑)。

 

私自身もスマホの愛用者ですし、電車内で立っている時は片手で持てるハンディさから、印刷本ではなくスマホを見ることも多いのですが、座席に座った時には、常に持ち歩いている印刷本を開きます。単なる読書好きに過ぎないのですが。昨日は、高齢化につれて自分と違う行動に対する偏見が強まっていることに気付かされました。気をつけねば (-_-)

8月15日に思うこと

“戦後70年”に安保法制問題が重なったせいでしょうか、今年はこれまでになく、この分野にフォーカスした報道・出版が相次いでいます。このブログでは議論になりそうなトピックは避けてきましたが、この夏は、このテーマに関連した書籍をかなり購入したので(未だ読み終えていなものもありますが)、それらの読後の感想を中心に最近の思いを記録しておきたく、ブログに取り上げることにしました。

昭和史

*文藝春秋9月号:「昭和90年」日本人の肖像など

*中央公論9月号:戦後70年・日本を問い直す

*昭和史裁判:半藤一利・加藤陽子(文春文庫)

*誰も戦争を教えられない:古市憲寿(講談社α文庫)

*「歴史認識」とは何か:大沼保昭・江川紹子(中公新書)

 

今年これだけの書籍に取り組むようになった一番の理由は、この春以来、ネットで色々な人の意見・考えを読んでみて、人の数だけとまでは言わずとも、様々な意見があることを痛感したので、この際、出来るだけ多くの考え方を、整理された書物で(単発のブログ記事ではなく)読んでみたいと思うようになったからです。

 

読んでみて色々な気付きがありました。最も重要(或いはその一つ)と思えることは、歴史には絶対的な真実はなさそうだということ。戦争の評価は大きく分けて勝者と敗者で異なることはもとより、敗戦国としての日本の中でもかなりの幅があるわけです。だとすると、日本と中国・韓国などとが共通の歴史認識を持つことは不可能ではないだろうか。だからこそ、共通ではなくとも、せめて、お互いの異なる歴史認識を知ることが大切なのでしょうね。

 

もう一つ気になったことは、8月15日という終戦の日をピークにTVやマスコミで報道されてきていることの多くは、日本人にとって先の戦争がいかに悲惨なものだったかを伝えるものが殆ど。それは勿論大切なことですが、日本人は被害者だったと同時に加害者でもあったということを伝えるものが極めて少ないということ。自分が被害者であった体験すら語ることをためらうものなのに(戦後70年というきっかけで、今年になってようやく語り始めた方々が多いようですが)、ましてや、自身が加害者であった旧軍人は、とても語りようがなく、今後も口を閉ざしたままでしょう。マスメディアが取り上げることは少ないでしょうが、これも忘れてはいけない大切なことであることを強く感じました。

 

戦後70年が平和な70年であったこと、これらの本を読んでみて改めてスゴイことだと痛感しています。この先も「平和XX年」の記録が更新され続けますように。

イタリア語の夏期特訓(?)

先週、イタリア語の夏期特別講座2日間のコースに出席してきました。

今期通っている星美学園のコースは大学の公開講座なので、大学にあわせて夏休み中。イタリア語を忘れてしまわないように、という気持ちと、夏の間にミニイタリア気分を味わってみようということで、日伊協会のコースに申し込みました。

日伊協会1

コースはこれ、「とことんイタリア人になる!2日間」

この私がイタリア人になる?ホントかな?

日伊協会2

イタリア語のタイトルは Due giorni in cui diventiamo completamente italiani!

夏休みのミニイタリア体験にぴったり!

午後2時からの2時間、月曜・火曜の2日間というのも夏休みらしい。

 

日伊協会3

教室はマンションの一室を使ったもので、生徒は11人、この写真のように、馬蹄形に座ります。小さなメモ台が椅子に付いていますが、このクラスではノートやペンなど筆記具は一切禁止で、ひたすら聴くと話すだけです。しかも日本語禁止、イタリア語だけで!

 

日本人としての自己紹介はなし、イタリア人に成りきる一環として、各自がイタリア人の名前を決めるところから始まりました。私は知人のご主人の名前Claudioを選びました。

クラスでは日常的な場面が設定されました。初日は洋服屋での客と店員の会話、二日目は外出前に着替え中の夫婦の会話、そこでの二人の会話を通じて、イタリア的な表現や発音を学ぶというもの。会話の言葉を先生の誘導で探り当てることから始まり、正解が見つかったら発音の練習、先生からは音楽のようなリズム感と、途切れのない流れが強調され、一人ずつ何度もなんども繰り返されました。その後で、二人一組になり、その会話を繰り返すといったものです。

 

結構、時間の流れが早かったというのが第一印象。相当集中したのでしょうね、口も乾くし、頭も疲れましたが、終わってみると、先生が講座の紹介文で言っていることが納得できました。

「自分の中にもあるイタリア人的要素を発見し、イタリア人の心により深く迫る」

結構きつかったのですが、楽しい二日間でした。
ギャラリー
  • コンサート鑑賞@横浜
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  • 高田郁近作「あきない正傳・特別巻」上・下2冊
  • カンツォーネ “NO POTHO REOSARE”
  • 『天才建築家ブルネレスキ』(ロス・キング著)
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  • 語学自習ツール Duolingoにはまってしまって・・・
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