イタリア語の学習が続いている自分へのご褒美という口実で(笑)、石のすり鉢を買いました。私の目的はバジルペースト作り。これまでは普通の日本のすり鉢(茶色のすり鉢に木の擂粉木の組合せ)を使ってきたました。(以下は2年前の報告です)
http://blog.goo.ne.jp/shikohra/e/cb8875f80f667c2c6b6bd1290f5367ea
この方法に不満があるわけではないですが、どうも“形”でもって楽しみたい性格なものなので(汗)、カッコいいすり鉢が欲しく、長らく気になっていました。
イタリアではオリーブ材の鉢が多いようなのですが、以前、TVで観たジェイミー・オリバーというイギリスの若手料理人が石の鉢を使っていたことが印象深く残っていて、私も石の鉢を探しました。長いこと、キッチン用品を置いてあるお店を見る度に覗いてきたのですが、どうしても石の鉢は見つからず。インターネットで調べると、どうやら石の鉢はタイ料理で使うものらしく、タイ料理関係の食材や道具を扱うネット通販サイトで見つけました。実物を触ってみたかったのですが、ネット通販以外では見つけられずそれは無理、エイや、と思い切って買ったのがこれです。
“タイ職人手製・クロッヒン 石臼・小・石棒付き”(税込4,000円)
幅16cm(内径は12cm)、高さ11cm(深さは7cm)、石棒の長さ17cm
重さは石棒込みで5kg(重い!)
タイ製品を扱う店らしく、タイの新聞紙で包装されて届きました。いかにもタイからの輸入品らしくエグゾチックな外見はグッド。
プランターで栽培しているバジルを摘んで、早速試してみました。
プランターから摘んだバジルを、ニンニク、チーズ、オリーブオイル、塩と合わせて擦ります。
石の棒を押し付けて擦るとこうなります。
完成したバジルペーストを石鉢から移して盛り付けたところです。
出来栄えはこれまでの日本のすり鉢と何ら変わりないですが、石鉢で擦ったという満足感は何とも言えないものがありました。石棒が重いので、擦るというよりも圧し潰す感じ。購入して約一ヶ月、バジルの収穫の都合でまだ3度ほどですが、毎度使う度に、重いな、でも本格的だな、カッコイイな、と一人で悦に入っているところです。