気ままな独り言 (2)

思いつくままに、気ままに書き留めるブログ by 団塊世代シニア  http://blog.goo.ne.jp/shikohra から引越して来ました(2015年5月)

2018年03月

チューリップが満開です

我が家の庭のチューリップが見事に満開を迎えています。昨年秋に植えた球根から芽生えたものですが、最初の蕾が開いたのが4、5日前。その後、続々と開き、あっという間に全開模様になりました。

チューリップって、ふと「人間みたいだな」と思いました。朝になると目覚め、昼間は活動し、夜になると目を閉じて眠る、そんな動きに(この歳になって初めて・苦笑)気付きました。

一昨日の夕方5時半には仕事を終えて花びらを閉じていました。

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翌日の朝、8時はまだ活動準備中のようで、花びらは閉じたまま。

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昼の1時には活動しているようで、花びらは全開です。

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そして昨日も夕方4時半には仕事を終えたようです(プレミアフライデーですから)

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陽射しなのか、気温なのか、それとも人間並みに労働時間なのかな・・・開いては閉じ、開いては閉じの繰り返し、この後もまだ数日はチューリップ生活を楽しめそうです。

紙焼き写真のデジタル化は道半ば

膨大な紙焼き写真(アルバム)のデジタル化を思い立ってから大分になりますが、まだまだ道遠し。完了してからブログで報告をと考えていたのですが、先行き不明につき、取り敢えずの現状報告です。


当初、自分で1枚ずつスキャナーでデータ化しようかと考えたのですが、いざ数枚スキャンしてみて直ぐに非現実的だということに気付きました。スキャナーでは膨大な時間がかかる、かと言って、アルバムのページ単位でデジタル化も出来ないし。殆どの写真はアルバムに収めてあるのですが、そのために却ってデジタル化が難しいことに気付きました。そこで、先ずは楽に剥がせるもの、バラのままであったもの、それら約300枚のバラ写真を比較的安価でデジタル化してくれるサービスに依頼、CD3枚に収めてもらいました。


それ以外のものは、アルバムから1枚ずつ剥がすことが極めて困難だし、アルバムをページ毎にデジタル化出来るといいのになあ・・・と思案していたところでこんなサービスを見つけたのです。

1ウェブタイトル

アルバムを送れば丸ごとDVD化してくれる、加えて、嵩張らない形式でフォトアルバムとして印刷されたものも付いてくる。これは具合がいい。それで先ず、結婚式のアルバム2冊を依頼しました。

2DVDアルバム

1週間ほどで送られてきたのが DVD2枚(パソコン用とDVDプレイヤー用)とフォトアルバム。

3コンパクトフォトアルバム

フォトアルバムはデジタル化したアルバム丸ごとをプリントしたもの、このように元々のアルバムの体裁のまま。

4紙vsデジタル

従来のアルバムと比較すると、ホント、コンパクトになりました。DVDには写真1枚ずつをデジタル化したものと、それらをスライドショーにまとめたものが収納されています。これはいい!なかなか便利だし、優れモノですが、アルバム1冊で6千円というのが・・・家にあるアルバムが全部合わせると30冊近くになるので。子供の写真をよく撮ったものです、我ながら(苦笑)


その後、プリント写真を1枚ずつですが簡易・迅速にデジタル化する(スキャナーよりずっと速い)というグッズを見つけました。題して「Omoidori(おもいどり)」という、iPhone専用の可愛いスキャナー。iPhoneをこの機器にセットし、写真の上に置き、iPhone上のOmoidori(おもいどり)アプリでもって写真として撮るというもの。

5omoidori

なかなかの優れものなのですが、1枚ずつの作業になるのでやはり大量のデジタル化には適さず。今だにプリント写真をいただくこともあるので、その折に使うのにはとても便利ですが。

といった状態で停滞しています。この先どうしようか、残りは子供達の写真なので後は彼らに任せようかな、終活の一端として始めたことですが、まあ完璧にはならないものでしょう・・・

超ミニ WiFi ルーターを初めて知りました

インターネット環境とは言いながらも実は優先LAN配線しかない部屋で、SIMなしのiPadでインターネット接続したい、さあどうしよう?というところから始まりました。

思いついたのは、iPadで使っているLightningケーブルの先端USBをLANケーブルに接続するアダプターのようなものがあるに違いない。そこで家電量販店に出向きました。親切な店員さんに色々と調べてもらったのですが、優先LAN接続設定のないiPadでは無線WiFi以外に方法がないとのこと。WiFiルーターというと、ちょっと大仰だし、筐体もかさばるし、、、困惑していたところ、「ホテル用のWiFiルーターは如何ですか?」

そこで初めてホテル用WiFiルーターなるものの存在を知りました。基本的にはWiFiルーターの超小型版、出張などの旅行に携行することを目的としたものだとか。その手もあるな、ということで紹介された数種類の中で最小、最安値だったのがこれ:

1ホテルルーター包装 2ホテルルーター

縦横4.5cm、重さ19g、うっかりすると失くしそうな位にコンパクトなものです。

3サイズ比較

お値段も家電量販店で2千円を切るもの。経済的だし、これなら旅行に持ち運ぶのにも苦労しないですね。

設定は簡単、端末(iPad)側の設定で、WiFi名を選び、製品に付いてくるパスワードを入力するだけ。それだけで確かに繋がりました。インターネットもメールもサクサク!

何故こんなことをしたかというと、実は先だって身内が入院した際、インターネット接続可能とのことで期待(?)して入院してみたら、ナント有線のみとのこと(涙)。そこで慌てて家電量販店に駆け込んでこのホテルルーターなるものに出会ったという次第。病室ではこんな風に繋いでいました。

病室1 病室2

お陰様で術後の10日ほどの日々を退屈せずにインターネットで楽しむことが出来たようでした。これまで気付かずにいた便利グッズって、色々あるんですねえ。それにしても小さい!

『クラシック音楽とは何か』(岡田暁生著)

新聞の書評で興味を覚え手に取った本。著者は京都大学教授ですが、音楽に関する著書が多数、受賞歴もあ理、音楽への造詣、書き手としての技量、初めて読む著作ですが中々なものと納得させられました。

クラシック音楽とは

この本の目的は、”敷居が高いという一般的なクラシック音楽のイメージを乗り越える手立てとなりたい”、”一体クラシック音楽をは何なのかという難問に対する著者なりの答えを提示してくれもの”とありますが、それなりに目的を達成していると思います。

様々なトピックをカバーしているので(章立てで言えば30章くらい)読者はそれぞれの関心を持てるトピックを見つけられるでしょうが、私が特に印象に残ったことをいくつか挙げてみます。


*先ずは”クラシック”の定義、ヨーロッパの古典的音楽のうち、18世紀前半から20世紀初頭までに作曲されたものが”クラシック”というのだとか。中でも特に19世紀のものが広く普及しており、ラフマニノフがこの時代の代わり目のようで、以降は現代音楽と呼ばれる。

*バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディに代表されるバロック音楽は、楽器がまだ揃っていない時代、宮廷や貴族のサロンで聴くBGM的なものだったとか。その後、楽器とコンサートホールが揃ってから交響曲が作られるようになり、ハイドン(1732年生)、モーツァルト(1756年生)、ベートーベン(1770年生)などが輩出してきた。

*ベートーベンは大衆を鼓舞する”頑張りソング”型で、モーツァルトは”貴族的なクール”型、それが大きなの違いではないか。そう言われてみると、はい、そんな気がしてきますね。

*ピアノ/バイオリン ソナタや弦楽四重奏はBGM、いわゆる”ながら音楽”で、演奏をコンサートホール(じっくり音楽を聴きたい人のための施設)で聴くようになったのは交響曲以降だとか。コンサートホールが出来たから交響曲が生まれたのか、交響曲を演奏するためにコンサートホールが作られたのか、鶏と卵のようなものかな。

*交響曲がドイツ語圏の文化なのに対し、オペラはイタリアの文化。確かに交響曲と言えばベートーベン、モーツァルト、ハイドン、ブラームスなどドイツやオーストリアのドイツ語圏の作曲家の世界、一方、オペラと言うと、ワグナーを除いて、ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ、プッチーニなどイタリア人のものが圧倒的多数であり、モーツァルトのオペラもイタリア語ものが多いですね。

*クラシック界では比較的影の薄いフランスでは、盛んだったサロン文化の世界でショパンやリストなど、今で言うイージーリスニング的な音楽が普及したとか。イメージにぴったりですね。

*オペラについての紹介が、これまた面白いんです:17世紀初頭に発生し、元々は大衆音楽でクラシックではなく、大衆の娯楽だったらしい。コンサートが真面目な音楽鑑賞で、客層がアルプスより北の客(ドイツ、フランス)だったのに対し、オペラは南の客(イタリア)が中心。「コンサートの客 vs. オペラの客」の比較では、コンサート客が学者の講演会に集まるインテリ層なのに対、オペラの客は有名ブランドに群がるスノブ(高い席)と荒くれサッカー・ファン(天井桟敷)が同居、いわば階級格差が存在した不思議な構成だったとか。


その他にも、音楽史の流れ、交響曲が4楽章からなる理由、名演とは何か、演奏の良し悪しはどうすれば分かる、オーケストラになぜ指揮者がいるのか等々、クラシック音楽の敷居がどんなにか低くなる面白い話がいっぱい、クラシックを敬遠してきた方々にも是非読んで欲しいと思ってしまった、楽しい本です。

ワイヤレス・スピーカーを楽しんでいます

昨年夏に購入したBOSEのワイヤレス・スピーカーですが、大いに活躍しています。

購入後の満足感の要素は大きく分けて二つ。一つはパソコンで聴く音楽(YouTubeやiTunes)の音質が、当然ですがパソコン(iMac)内蔵のスピーカーより遥かにいい音。(当たり前でしょうが)

もう一つは、購入時には意図していなかったものですが、ワイヤレスなので何処に置いてもいいこと。パソコンの音楽をいいスピーカーで聴く目的でしたので、当初はパソコンの裏や横など目立たない位置に置いて聴いていました。

置き位置1

昨年のクリスマスに孫一家が来た折に、クリスマス音楽を垂れ流しにしようと考え、リビングに置くことを思い付きました。音楽はYouTubeのクリスマスシリーズだと何時間でも続くので。これがBGMとしてヒット。孫は全く意識ないでしょうが、おじいさんだけが満足していました。

置き位置3

なる程、これがワイヤレスのメリットか!なんと気付きの遅いこと(苦笑)。その後、書斎に戻してからも置き位置を色々と試してみた後、今はデスクの裏の棚の上でほぼ定着しています。

置き位置2

身体の真後ろから聴く音も、中々いいもの。BOSEのSound Revolveというモデルは円筒状のもので、360度どこからも音が出るというデザインなので、置く場所を選ばないという点も意外と面白さがあり気に入っています。これはいい買い物をしたなあ・・・と一人悦に入っております。

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