世間が自粛モードになって以来、私も電車での外出を控えていますが(4月以降皆無)、その分、健康維持のための散歩が増えています。勿論、人の往来の少ない住宅地を選んでですが。幸にもこの時期は様々な花が一斉に咲く時期のようで、赤、白、黄色から紫、薄青色など、これまでになく色々な花が目を楽しませてくれています。こんな状況だからこそ気付いたのかも。そんな時期に偶然出会ったのが、「ハナノナ」というiPhone用のアプリ。カタカナは読みにくいですが、”花の名”というより一瞬”?”というインパクトがあるのかな。千葉工業大学のソフトウェア研究室が開発した、AIを使って花の名前を判定するというアプリです。
開発元が信頼出来ることと、AIで判定するという先進性に惹かれて、即、インストールしました。私が即決したのですから、勿論、無料(笑)。使ってみて満足しています。私自身、花は好きですが、正直、名前までは特に気にしないというタイプ。一緒に散歩する妻は大の花好きで名前もよく知っている(私からすると)のですが、それでも名前を知らない花も多い。そんな二人で散歩する時に、このアプリが格好の”お供”になります。
散歩中に気になる花があると、このアプリを開き、iPhoneを花に向けると、その場で名前を教えてくれます。瞬時のこともあるし、数秒、考え込む(?)ようなこともありますが(笑)。名前と合わせて、自信のほどの確率(xx%)も表示されるのも可愛いですね。妻との間で花についての会話が弾み、散歩が、ただ歩くだけでなく、楽しいものになります。
このアプリは写真撮影も出来るので、撮っておくと後で忘れた時にも役立つし、興味があればインターネットで特徴などを調べることも出来るんです(私はしませんが妻が時々)。また、花の名前は複数(俗称を含めて)存在することもありますが、それらの別名も表示してくれるという親切さ。
カバーする花の数が、当初は400種程度だったものが(4月にリリースされたばかり)今では700種を超えたとか、AIが学んでいるんですね。AIの今後の”学習”に期待しています。