昨年からインタネットでイタリア語(RAI news24)や英語(PBS Newshour)のTVニュース番組を視聴することが多くなっています。イタリアの場合はCOVID-19の感染の拡大、アメリカは大統領選挙がきっかけでしたが。パソコン(Mac)か、或いはiPhoneをHDMIケーブルでTVに接続して通常のTVニュースのようにして視聴していました。
イタリア語のニュースが分からないことは当たり前と受け止めていましたが、英語のニュースが半分位しか聴き取れないことは、長らく英語を使ってきた身としては大きなショックであり、残念な思い(諦め気分)で視聴していました。イタリアやアメリカのニュース番組を普通のTVで見られることだけでも嬉しかったので。
それが先日、たまたまのことですが、パソコンにイヤホンを繋いで聴いたら、これがビックリ、ニュースリポーターの報告も良く聴き取れるではないですか!レギュラーで登場するリポーターの一人が早口で、彼女の言っていることは殆ど聴き取れなかったのが、殆ど全て聴き取れる!驚きました。
TVでもパソコンでも本体に内臓されているスピーカーとイヤホンを比べると、イヤホンの方が音声のクリアさというか、全くくもりのない声が耳に届くのです。多くの人にとっては当たり前のことで、何を今更でしょうが。小生がこれまで気付かなかったことが愚かだっただけなのでしょう。それにしても、その違いで外国語の聴き取りにこれほどの違いで出るとは驚き、小生の場合、英語のニュースは6~7割から8~9割へ、イタリア語は2~3割から4~5割へくらいかな(あくまで自分の感覚ですが)、聴き取りが向上した(?)ように思います。もっと早くに気付けばよかった、でも、never too late / non mai troppo tardi ですから。
ソファに座って見るTV(我が家のTVは40インチ)に対しパソコンだと小さく(21インチ)、ソファではなく、机の前のデスク用の椅子で見るという違いがあるのですが、画面の大きさよりも、しっかり聴き取れることの喜びの方が遙かに大きい。嬉しくて、嬉しくて、パソコンの前で過ごす時間が長くなったことが健康的には難点かも。それと、イヤホンでの長時間・大音量視聴は耳に良くない(難聴になる可能性ありだとか)そうなので、そちらも注意しないといけないですが。