気ままな独り言 (2)

思いつくままに、気ままに書き留めるブログ by 団塊世代シニア  http://blog.goo.ne.jp/shikohra から引越して来ました(2015年5月)

2021年01月

インターネット放送をイヤホンで聴くと・・・

昨年からインタネットでイタリア語(RAI news24)や英語(PBS Newshour)のTVニュース番組を視聴することが多くなっています。イタリアの場合はCOVID-19の感染の拡大、アメリカは大統領選挙がきっかけでしたが。パソコン(Mac)か、或いはiPhoneをHDMIケーブルでTVに接続して通常のTVニュースのようにして視聴していました。

1_RaiNews 2_PBSnews

イタリア語のニュースが分からないことは当たり前と受け止めていましたが、英語のニュースが半分位しか聴き取れないことは、長らく英語を使ってきた身としては大きなショックであり、残念な思い(諦め気分)で視聴していました。イタリアやアメリカのニュース番組を普通のTVで見られることだけでも嬉しかったので。
それが先日、たまたまのことですが、パソコンにイヤホンを繋いで聴いたら、これがビックリ、ニュースリポーターの報告も良く聴き取れるではないですか!レギュラーで登場するリポーターの一人が早口で、彼女の言っていることは殆ど聴き取れなかったのが、殆ど全て聴き取れる!驚きました。

3_イヤホン

TVでもパソコンでも本体に内臓されているスピーカーとイヤホンを比べると、イヤホンの方が音声のクリアさというか、全くくもりのない声が耳に届くのです。多くの人にとっては当たり前のことで、何を今更でしょうが。小生がこれまで気付かなかったことが愚かだっただけなのでしょう。それにしても、その違いで外国語の聴き取りにこれほどの違いで出るとは驚き、小生の場合、英語のニュースは6~7割から8~9割へ、イタリア語は2~3割から4~5割へくらいかな(あくまで自分の感覚ですが)、聴き取りが向上した(?)ように思います。もっと早くに気付けばよかった、でも、never too late / non mai troppo tardi ですから。

4_Mac screen

ソファに座って見るTV(我が家のTVは40インチ)に対しパソコンだと小さく(21インチ)、ソファではなく、机の前のデスク用の椅子で見るという違いがあるのですが、画面の大きさよりも、しっかり聴き取れることの喜びの方が遙かに大きい。嬉しくて、嬉しくて、パソコンの前で過ごす時間が長くなったことが健康的には難点かも。それと、イヤホンでの長時間・大音量視聴は耳に良くない(難聴になる可能性ありだとか)そうなので、そちらも注意しないといけないですが。

まんが『アフリカ少年が日本で育った結果』(星野ルネ著)

珍しい本を読みました。NHK-TVのニュース番組の多様性の話題の中で取り上げられたのが、アフリカ、
カメルーンで生まれ、幼い時から日本で育ったという漫画家青年、星野ルネさん。彼の話が面白かったのでアマゾンで探してこの本を見つけました。
IMG_8326

漫画を読むなんて何年振りだか全く記憶がないほど。漫画とは言え、私が昔馴染んだ雑誌の漫画とは大分違うタイプ、文字の台詞が多く、叙述的&教育的なんです(笑)

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中々に面白かったです。多様性の啓蒙活動のような内容で、著者の経験を色々な事例として描いているのが興味深いのですが、著者の明るさによる所が大なりではないかな。動物の研究のためにカメルーンを訪れた日本人の学者が、現地の女性に出会い、結婚。その女性は子連れの再婚、アフリカ人母子で夫の住む日本に移住したのですが、その連れ子が著者の星野ルネさん、当時4歳で日本へ、ハーフではなく生粋のアフリカ人ですが、日本で育ったために、本人の感覚は日本人のようらしい。彼を囲む日本人の父親、祖父母、叔母家族など、その誰もが不思議なほどに偏見のない日本人、また血の繋がるアフリカ人の母親が極めて明るい前向きな性格であることなどが、著者の開放的な性格を築いていったのでしょう。客観的には苦労と思われる体験も明るく受けとめて表現していることが、この作品の魅力の核なのだと思います。

多様性は大いに関心のあるトピックなのですが、この本でも、偏見を乗り越えるには先ずは”知る”ことだと。私が以前、スペシャルオリンピックスという知的発達障害者のためのスポーツ団体でボランティアお手伝いした体験から学んだこともそれでした、知ることだと。著者はこうも言っています:「異文化交流の必須要件とは、正確な情報、幅広い知識、それと誠実さ」だと。そうなんですね、学んだ情報・知識を誠実さで包まないと心に吸収されませんから。私の耳には3点目が痛いですが(苦笑)

漫画なのであっという間に読み終えてしまのったですが、とにかく面白かったです。漫画を馬鹿にすべきでない、ここでも偏見のあったことを反省しました。

下着も進化!

正確には下着の素材ですが、最近その進化を目の当たりにしました。先月のことですが、ユニクロで見つけた新素材による下着タイツに驚かされました。その名もズバリ「極暖ヒートテック」長年愛用しているヒートテック下着の進化版です。

極暖タイツ

手で触ってみると、従来のヒートテックのタイツとは明らかに違う手触り、そして厚み、1.5倍の暖かさに惹かれて即購入。実は売り場にはそれより更に暖かい、従来の2.25倍という”超極暖”というのもあったのですが、生地が厚くズボンを履いたらゴワゴワしそうだったので、そちらは控えました。

家で”極暖”タイツを履いてみてビックリ、1.5倍に納得、肌触りもよく、違いを感じられる暖かさ、それでいてゴワゴワ感はなし。”極暖 Extra warm”に偽りなし、満足、満足 (^0^)  

10年以上も前になりますが、それまでの普通の木綿のズボン下(当時はタイツとは呼んでいなかったと思います~時代を感じますね)からヒートテック・タイツに切り替えた時にも感銘したのですが、10年経って更に進化とは。いい時代になったものです。極暖に物足りなくなったら”超極暖”もあるので先行きに不安なし(笑顔)

緊急事態宣言が出て:

昨年11月頃から徐々に感染者数が増加していましたが、しばらくは他人事のように客観的に眺めていた感がありました。それが12月末ごろから急増、今年になって感染爆発と言っても可笑しくない(政府の規制がなければ)ほどの状況ですので、緊急事態宣言は当然と受け止めています。飲食、観光を始めとするサービス産業への打撃はさぞや大変なものと想像しますが、止むを得ないのでしょうね。

そんな中で自分に出来ることはと言えば、自分の身を守ることによって医療従事者への負担を増やさないことではないかと。我が家は夫婦共に70歳代の高齢者、高齢者が重症化しやすい危険性をメディアが繰り返し伝えるのを聞いていて、改めて自粛、ステイホームの重要性を痛感し、覚悟したところです。

0111concert

今日は午後からニューイヤーコンサートと外で夕食の予定でしたが、どちらもキャンセルしました。主催者側は、コンサートは直前の緊急事態宣言だったので感染対策をした上で予定通り開催とのことでしたが、事前に発売した切符は完売されたようで”密”が予想されるので、高齢者としては、この時期に敢えて行かずとも、と判断。残念ですが、この時期としては止むを得ずです。

それにしても一向に収まる気配のない感染の拡大、一体どこまで・・・昨年4月に初めて”緊急事態”と宣言された時のあの緊張感が出てこないと駄目なのかな・・・心配しています。

新年の抱負:学びと交わり

コロナ禍で迎えた今年の正月は、世界中が静かだったようですね。我が家も家族6人が集まって静かに食事しただけ、しかも飲食時以外はマスク着用で!折角なのでと、マスク着用で記念写真を撮りましたが(笑)

そのような状況で、しかも、この先、いつ頃どうなるのか(収束か、それとも悪化か)全く先行きが読めない中では抱負も持ちにくい・・・とは言っても折角の新年ですので、敢えて抱負をと言えば、やはりイタリア語の学びを継続することでしょうか。対面の語学クラスがなくとも(ワクチンが広く普及するまではオンライン授業が続くでしょうから)インターネット上でいくらでも勉強が出来るという、恵まれた環境があるではないか!イタリアのTV放送、イタリアの新聞、限りなく豊富なイタリア語学習のためのウェブサイトなど、コロナ禍でブックマークしたサイトがいっぱい。ブックマークだけで終わらないといいのですが(笑)勉強という意識よりも、上達しなくとも良し、イタリア語を楽しむという気持ちで学びを続けたいものです。

もう一つ、コロナ禍での在宅生活で気付いたことの一つが、人との交わりの大切さ。それ以前は当たり前だった友人・知人たちとの交流が突然に途絶えたことに当初は大雑把な違和感だけだったのですが、時の経過と共にその大切さを痛感するようになりました。以前の”旧”日常に戻る日はまでは対面・リアルな交流は難しいでしょうが、今はメールやチャットといった便利なツールがあります。年末年始には、以前だったら特に連絡もなかっただろう方々からもメールやチャットをいただき、それがどんなに嬉しかったことか。結構楽しめる交流が手軽に実現出来るのですから、どのような日常にあっても大切にしていきたいと思います。

そして、何よりも心に強く思うのは、コロナ禍終息への願い。まだまだしばらくは辛い、息苦しい日々が続くでしょうが、一日も早く元の穏やかな生活を取り戻すことが出来ますように!

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