気ままな独り言 (2)

思いつくままに、気ままに書き留めるブログ by 団塊世代シニア  http://blog.goo.ne.jp/shikohra から引越して来ました(2015年5月)

デジタルライフ

語学自習ツール Duolingoにはまってしまって・・・

アメリカ発のインタネットベース語学自習ツールのDuolingoを始めて2ヶ月を超えました。知人に紹介されて試してみたら、それが結構面白いので続いています。始める前の設定で、毎日20分を自分に課したのですが、実際には30分から1時間くらいやる結果になっています。何がそんなに面白いかと言うと、ゲーム感覚で進められるように設計・構築されているので、それに乗せられてしまったようです(笑)

メイン画面がこれです:

1_メイン画面
中央が学習を始める起点でSTARTで開始です。1セッションに10~20前後の問題があり、正解して点数を稼いでいくというもの。セッション終了毎に、システム側が日替わりで設定したその日の課題に対して、どれだけ進捗したかがバー(下図)で表示されるので、少なくともそこまでは・・・という気にさせられてしまいます。

2_日課項目
語彙、文法、聞き取り、作文などを広範囲にテストするものですが、問題のタイプは色々、多分10種類くらいあるかな。例えばで二つ例をあげます。

3_例題1
これは穴埋め問題

4_例題2
これは作文問題

5_1正解 5_2間違い
正解だと(左写真)幾つかのパターンがありますが、Niceとか、難問だとExcellent!など。間違うと(右写真)バッテンだけでなく、正しい答えを教えてくれます。

そうやって点数を稼いでいくのですが、日課以外にも、学習させるための刺激策として”リーグ”というものがあります。これはシステム側が無差別に30人を選んでグループ化して競わせ、一週間単位で上位7人を次のリーグに昇格させるというもので、学習量が少なく得点が低いと下位リーグに転落もありと、刺激策が工夫されています。

6_リーグ内順位
この仕組みの詳細は不明なのですが、グループ化は語学力に基づくものではなく、前の週の得点、即ち学習時間で近い生徒を集めているのではないかと想像しています。どんなロジックにせよ、順位表を出されると刺激されてしまうのは人間の性でしょうか(苦笑)

これらの画面表示が英語ベースになっているのは、私が英語でイタリア語を学ぶというコースを選択したからです。日本語ベースで学べる外国語は少なく、イタリア語はその中に入っていないので英語ベースでイタリア語を学ぶコースにしたのですが、これが結果オーライでした。イタリア語との対比では英語の方が日本語よりも圧倒的に近い(構造的・語彙的に)ので分かりやすい、且つ、英語の勉強にもなるんです。

私からみて良く出来ていると思える点は二つ、進捗が目に見える構成と、同じことの繰り返しを飽きさせずトライさせることです。

構成はセッション  > ユニット > セクションと進みますが、その過程を刺激するために各セッションごとに特典 XP(Extra Point)と呼ばれる得点が付与され、設定されたグループ内で週単位の合計で競わせる仕組みになっています。学習コースの量は言語によって異なりますが、イタリア語の場合、6セクション57ユニットで構成されています。私は現在セクション2から3に進み、全体の3〜4割程度進んだところでしょうか、今のペースで進めてもまだ3ヶ月以上かかる見込みというか、まだまだ楽しめそうです。

もう一つ優れていると思える点は、退屈させずに繰り返し同じポイントの問題を出してくることです。私は一旦勉強したことでも直ぐに忘れてしまうのですが、しつこい程に(笑)繰り返すことで少しずつ脳に定着していくことを感じています。

但し、このコースは会話能力の向上には適していません。リスニングが少なく、スピーキングはPC版では皆無(スマホ版だとキーボード入力分を音声入力に置き換えることが可能ですが)、一方、語彙、文法、聞き取り、作文などの分野では中級のかなり上のレベルにまでカバーしているそうです(主催者発表がないのですが、何人かのアメリカ人の評価)私にとっては、基礎の復習を楽しく、ゲーム感覚で進められる点が一番の魅力かな。毎日少しずつ、とにかく楽しく取り組めるので、ここまで73日連続が続いています。印刷物の問題集だったらとっくに挫折していたことでしょう。7_連続日

色々と仕掛けらた仕組みを楽しみながらイタリア語に触れられる、しかも勉強というオマケ付きで遊んでいるところです。

PCスタンドを使い始めました。

しばらく前に脊椎を取り上げたTV番組を見ました。脊椎がどれだけスグレモノかということに加えて、負担の大きいパーツなので、悪い姿勢を長く続けると不具合(腰痛、肩凝りなど)が生じるとの指摘がありました。具体的には長時間、座り続けること、また首を前方下方向に向ける姿勢、すなわち、PCに長時間向かうことが挙げられていました。ポイントは、背筋を伸ばし、頭を肩に乗せて正面から画面を見ることのようです。

1_姿勢
頭部は身体の中でも相当に重い部分だとは以前から言われていることで、歩く時も前屈みにならず、頭を肩から身体全身に乗せる姿勢が大切です。知っていても中々実践できない、意識して姿勢を正して歩いていても、気付いた時には首が前屈みになっている。それなら、せめて家でパソコンに向かう時くらい、半ば強制的にでも正しい姿勢をとれるようにしよう。そんな発想からパソコンの画面を高くすることを思いつき、使い始めたのが、これです。

2_PCスタンド
高さ9センチの単なるアクリル製の台です。ネットで検索すると色々ありましたが、単純なこれを選びました。使い始めて4ヶ月ほど経ちました。特に意識はしていませんが、見る画面が高くなったことで、恐らく、首を曲げることは少なくなっているのではと考えています。3千円ほどでしたが、ヘルスケアへのいい投資だと考えています。透明なので圧迫感(狭く感じる)がないことと、キーボードをアクリル台の下にしまうと机上の作業スペースが広くなることも気に入っています。私が実際に使っている配置は下記の写真です、目線が高くなる分だけ首筋が伸びているように感じていて、効果は目に見えるものではないですが、満足して使っています (^-^)
3_PCスタンド2

プリンターの移行に汗をかきました

先週の月曜日にMacに接続しているプリンターが故障、エプソンに電話したところ修理に1万円以上かかること、また、修理・保守が今年の末に終了することを告げられ、新しいプリンターの購入を決めました。

火曜日に家電量販店とインターネットで調査した上で機種を決め、Amazonに注文しました。機種選定基準は以下の3点:

・全色顔料インク:文書印刷が殆どなので文字が滲まないことが重要、染料インクはカラーの仕上がりが綺麗というが、私は写真印刷をしないので文字印刷優先(前機種も顔料インクタイプ)

・コピーとスキャン機能を備えた複合機:スキャン機能は頻繁に使うので(JPEG, PDFを作成)

・コンパクトさ:設置場所が限られており、そのスペースに収まること

全色顔料インクのタイプは数が限られており、少ない選択肢の中からブラザーの機種を選定(ビックカメラの店頭でイチ押しされたモデル)

プリンター1
木曜日に到着、さっそく開梱し設置を始めたのですが、設置手順ガイドに不明瞭な点があり、やむ無くブラザーのコールセンターに電話して一歩ずつ進め(ガイドには明記されていないかなりのステップあり)何とか設置完了。プリンタードライバーのインストールが次のステップですが、該当するドライバーが見当たらず。コールセンターで色々調べてもらうと、Mac OSの最新版用のドライバーはないと!(私がいつもMac OSを最新版にアップデートしていることが仇となったか)最悪の状態かと思いきや、救う神あり、MacのAirPrintなる機能で印刷が出来るのだと。指導を受けながら設定。さあ、これで完了、印刷が出来ると思いきや、プリンターは動かず。午後の2~3時間の間に、数回、ブラザーコールセンターと電話でのやり取りをした結果、最終的に、セキュリティソフトが邪魔をしているのかもしれないから、該当ソフトメーカーに尋ねてくれとの結論で木曜日が終わる。日も暮れて次のステップへ行く気力なし(グッタリ)

金曜日になってWebサイト経由でトラブル相談を提出、担当者からメールで返答あり、金曜・土曜の二日間の間に数回のメールのやり取りを経て、やっと、セキュリティチェックの対象から外す、例外とする手順を教えてもらい、そこでやっと解決したという次第。

security sw

緊張と不安いっぱい、怒涛の、汗まみれの三日間(苦笑)、プリンターの入れ替えでこれほどに苦労するとは!それだけに、問題が解決し、スムーズに印刷もスキャンも出来るようになったことを、心から嬉しく思っています。日頃当たり前と思っていることが当たり前でなくなることもあることを、改めて認識した苦闘(?)の三日間でした。

現在
新顔のプリンター君、今では何もなかったかのように、当たり前に座っています(笑)正常に稼働すれば、印字 / スキャンの速さが(先代のプリンターは7~8年前のものでしたから)これまでより大幅に向上しているのでオーナーも大いに満足しています(笑顔)

PCオーディオの試行あれこれ

イタリア語の授業がオンラインになって3年半、デスクトップ型のiMacで授業を受けていますが、音声の入出力に関して色々な変遷がありました。

当初はiMac本体内蔵のスピーカーとマイクをそのまま使い、外部機器なしで授業を受けていました。ある時、ふと、先生の声(イタリア人のイタリア語)が聴きづらいように感じたので、昔のiPhone用の有線イヤホンを使ってみたら、クッキリと、とても聴きやすくなりました。

1有線イヤホン
iMacのスピーカーも世代ごとに進化し、音楽を聴く分には非常に良い音を楽しめるのですが、人間の音声、それも歌唱ではなく喋る音声、発音を重視する音声の場合、マイルドになるというか、籠ったような音声になります。それでスピーカーを通さずにイヤホンで聴くとクッキリと聞こえるのです。

この状態で2年半ほど過ごしたのですが、授業中に所用で席を外す時など、イヤホンを耳から外さなければならないことが数回続き、ちょっと厄介だなと感じるようになりました。そこで試したのが、ここ数年、外出時に愛用しているスマホ用骨伝導イヤホンです。

2骨伝導
数回使ってみて使用感は勿論、問題ないのですが、スマホでの使用と兼用なので都度、接続先の切り替えが必要となり、それが面倒で、昔使っていたワイヤレスイヤホンを引っ張り出して使ってみました。

3ワイヤレス
これだと席を外す時も支障なし、先生の声もはっきりと聴き取れるしと満足したのですが、一方で、私の発言がzoomオンラインの中で時々聞きづらいことがあると、先生に指摘されました。Bluetooth無線のせいなのでしょうが。う~ん、弱ったなあ・・・で、切り替えたのが、単純なUSB接続のスピーカーです。

4有線スピ^かー
これは随分と昔、ノートPCの時代に使ったものですが、捨てないであって良かった。音質としては低レベルのものですが、人の声を聴きとるには却って好都合。自分の声はiMac内蔵のマイクなので、オンラインの先でどのように聞こえるのかは分かりませんが、少なくとも苦情の出るものではなし。そんな次第で現在はこのように使っています。

5最終形

イタリア語を少しでも聴き取りやすくという観点から始まった”入出力機器を巡る旅”(?)、苦労ではなく、より良い形になるよう色々と試しながら楽しんでいます。

さあ、いよいよ3日後の土曜日に出発です。4年ぶりのイタリア、外的に(世界情勢)、内的に(加齢化した身体)、心配がなくはありませんが、何とか無事に元気に楽しんでくることが出来ますように!

イタリア語辞書色々

以前にも紹介しましたが、私はイタリア語の勉強では日本製の伊和・和伊辞典(小学館スマホ版)と、イタリア製のイタリア語辞典(Zingarelliスマホ版)を使っています。基本的には伊和辞典ですが、日本製辞書に記載がなかったり、日本製の辞書の説明ではイマイチ定かでない、不十分などの場合にイタリア製辞書を利用しています。イタリア人講師が言うイタリア製辞書第一とは、なかなかいかないものです(苦笑)

1_ホーム画面WR
もうひとつ、役立つ優れモノの辞書が word reference とう英語/イタリア語の辞書。上の写真で右端にある WRアイコンのアプリです。日本語で発想したものをイタリア語にする時には、先ずは和伊辞典を開くのですが、ううん、という場合もあります。或いは発想そのものが日本語よりも英語に近い場合も。そんな時にこの辞書が大変役立つのです。勿論、伊英としても使えますが、私は主に英伊辞書として助けてもらっています。何が良いって、使い方が例文としてあることです。それと英語では同じ単語を名詞・動詞の両方の使い方がありますが、夫々カバーされています。

2_1update  2_2catchup
左のupdateでは他動詞としてと名詞として、右のcatch-upでは名詞と自動詞としての訳と英語・イタリア語双方の例文があるので、自分の意図するものか確認できるのです。私はイタリア語の勉強を始めるまでは、元々が英語ばかりを頻繁に使ってきたという背景があるので一般的ではないですが、英語に馴染みのある方には強い”推し”です。

そんなところに最近、新たに加わったのが Chat GPTです。

3_ホームChatGPT
私の質問:「改善の余地がある」をイタリア語で何と言うか?

ChatGPTの回答:「改善の余地がある」をイタリア語で言うと、「C’è margine per migliorare.」となります。

この例文はイタリア語の授業中の会話で出てきたのですが、日本製辞書にある「Ci sono spazio per un miglioramento. 」はイタリア人先生によると正しくないと。では何が正しいかと議論になったのですが、その時点では「改善の余地」の意味をイタリア語上手く伝えられず、そのような考え方はイタリアでは一般的でないと言われてしまいました。そんな筈はないんだけどなあ。それで授業の後、Chat GPTに尋ねた次第。AIの回答を先生に伝えたら、それならOKだと。スゴイ!だいぶ前に飲み物のジンについて尋ねた回答では納得できず、しばらく使わなかったのですが、翻訳機能としては結構役立つので、語学学習にお勧めです。それにしても、色々と便利になったものだと感心しているところです。

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